Castratoのトレーラー完成

数日前に発表されたKAMIJO氏のソロの新曲のトレーラーがこれです。



今回は全編英語の歌詞で行くぞ〜😤ということで
歌詞の英訳とトレーラーやライブ会場で使うナレーションの英訳を頼まれました。

実は、上の告知動画のナレーションと字幕の関係がちょいと面白いのです。
英語のナレーションの内容は字幕よりもカストラートの説明が多いのですが
これは意図的にそうしたんですよ。

つまり、ナレーションありきで、その内容を簡潔にした字幕ではなく
KAMIJOカラー炸裂の字幕が最初にあって
説明ちょびっと多めの英語のナレーションを作ったという逆の発想。

日英バイリンガルさんは一瞬「あれっ?」と思うでしょう、きっと。
でも、こういうのもアリだなぁと思いますね。
字幕もナレーションもアートワークの一部と捉えるわけですよ👍🏻

以前も同じような内容のブログを書いたと思うのですが……

本来、動画に付く字幕は空気のような存在であるべきなのです。
だから日本語では1秒間4文字や句読点ほぼゼロのルールがあるわけです。

セリフの秒数によって画面に表示できる文字数が決まるため
内容をぎゅーっと濃くした言葉を紡ぎながら
ストーリーを進ませて行くという特殊な技術が要るわけです。

でも、YouTubeに動画をアップすることが普通になった昨今は
字幕を読みきれなくて動画を止めないといけないとか
文字フォントが自己主張してしまって邪魔になるとか
「どっちがメインなの?」という残念なことが頻発してます。

特に、映像作家さんが自分で字幕を作ったりすると
かなりの確率で文字フォントが自己主張するんですわ😅
映像作家さんですから、こだわってしまうのでしょうね。

今では知識がなくてもソフトを使えば出来ることが多いので
「あ、これは簡単だ」と思ってやってしまうのでしょう。
でも、何を見せたいのか、何が主役なのか、何が脇役なのかを
しっかり見極めることで、もっと素晴らしいものが完成すると思います。

その点、KAMIJO氏のトレーラーの作り方は素晴らしいですよ〜。
それに今回の新曲、英詞にする段階で繰り返し聞いていたせいで
完成後も数日間、頭の中で鳴り響いていたくらい中毒性があります。
ニコVジュで昨日初お披露目したようです☺

夕食後に2時間ほど寝落ちしてしまったので
この時間もまだ覚醒しますが、そろそろベッドで寝る努力します。
今日の取材が明日に延期になってよかったよ〜(笑)。



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